フィリピン初のノーベル平和賞受賞者 ジャーナリストのマリア・レッサ ( Maria Ressa ) さんについて
ノーベル平和賞 フィリピンにおける表現の自由の戦い
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10月8日 フィリピンのジャーナリスト マリア・レッサさん ( Maria Ressa ) のノーベル平和賞が発表されました。
マリア・レッサさんは、フィリピンで初のノーベル賞受賞者となります。こちらの記事では、マリア・レッサさんについてご紹介したいと思います。
■ マリア・レッサさんの基本情報
お名前 | Maria Angelita Ressa |
生年月日 | 1963年10月2日 |
生まれ | マニラ |
学歴 | プリンストン大学 / フィリピン大学 |
職業 | ジャーナリスト |
その他 |
オンラインメディア ラップラーのCEO Rappler :Web site https://www.rappler.com/ |
参照: Wikipediaより
フィリピンにおける偉大なジャーナリスト
マリア・レッサさんは、フィリピン国内外で注目を浴びるジャーナリストであり、様々な賞も受賞しています。
アメリカの男性雑誌 エスクァイアからは、アルカイダに関する報道で、世界で一番魅力的な女性 “
The Sexiest Woman Alive… From Every Country on Earth ” として取り上げられており、
フィリピンテレビ局主催のTVPMPC Star Awards for Televisionでは、Excellence in Broadcasting LifetimeAchievement賞を授与しています。
また、Kalibrr Technology Ventures.Inc は、フィリピンで最も影響力のある8名に選出しています。
上記は極一部の表彰、受賞履歴になり、上記の他には、
全米民主国際研究所から2017DemocracyAwardを、世界新聞協会からゴールデンペンオブフリーダムアワードを、ジャーナリスト保護委員会からは、報道の自由賞を、また、タイムズ紙の世界で最も影響力のある100人にも選出されています。
■ マリア・レッサさんの主な表彰、受賞、選出履歴
エスクァイア | The Sexiest Woman Alive… From Every Country on Earth |
VPMPC Star Awards for Television | Excellence in Broadcasting LifetimeAchievement賞 |
Kalibrr Technology Ventures.Inc | フィリピンで最も影響力のある8名 |
全米民主国際研究所 | 2017DemocracyAward |
世界新聞協会 | ゴールデンペンオブフリーダムアワード |
ジャーナリスト保護委員会 | 報道の自由賞 |
タイムズ紙 | 世界で最も影響力のある100人 |
コロンビア大学ジャーナリズム大学院 | コロンビアジャーナリズム賞 |
カナダジャーナリズム財団 | トリビュート栄誉 |
BBC | 100人の女性 |
ユネスコ/ギレルモカノ世界報道 | 世界報道自由賞 |
世界的に有名なジャーナリストのため、各国のリーダーとも交流がある方になります。
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Instagramには、第25代大統領 エマニュエル・ジャン=ミシェル・フレデリック・マクロン大統領(Emmanuel Jean-Michel Frédéric Macron)との2ショットも。
しかしながら、フィリピンのロドリゴドゥテルテ大統領の政策に関しては、批判的、対立的な立場にあります。
特に麻薬戦争に関しては、ドゥテルテ大統領を強く批判をしています。そのため、レッサさん、CEOを務めるラップラーはドゥテルテ大統領から厳しく非難を受けており、公的機関により様々な調査を受けています。
事実、マリア・レッサさんが、ノーベル平和賞を受賞した際に大統領府は、祝意を示していますが、ドゥテルテ大統領自身は受賞について触れていません。
フィリピン政権の関与は定かではありませんが、マリア・レッサさんは逮捕された過去もあり、国際社会から批判をされています。
※2020年には、フィリピンのテレビ局最大手のABS CBNが、放送免許の更新がされず、放送停止命令が出されています。因果関係はわかりませんが、ドゥテルテ大統領の麻薬戦争を批判したことが関係している。言われていることも事実です。
※ただし、多くのフィリピンの方がドゥテルテ大統領を支持しているもの事実です。そのため、大統領選挙では高い得票率でもって当選されています。
彼女の功績は、フィリピンのみならず、インドネシア、東ティモール、ジャカルタのテロ活動に対する調査を徹底的に行い、テロ活動とアルカイダとのつながりを始めて突き止めたジャーナリストでもあります。
今年も日本人の方がノーベル賞を受賞していて、うれしいですね。
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